
音楽と仲間
高校時代は、音楽に明け暮れていました。そして仲間と一緒にすべての時間を音楽に費やしていたと言っても過言ではないくらいでした。
ある文化祭の時でした。
文化祭前日の放課後に先輩が機材を運んでくれて、それらを隠しておいて、文化祭の当日にそれらをこそっと教室に運び、先生に内緒でライブ活動を強行したのを覚えています。
先生に内緒でイベントを企画していたことや、クラスだけでなく、全校生徒をサプライズできたことに僕と仲間は達成感に満たされていました。
先生側としたら事前に連絡もなしにこんなビッグイベントを開催されて、有無も言わず生徒全員が熱狂しているのだから文句も言えなくてモヤモヤしていたことだと思います。
ですが、若さは本当にパワーで、この世界そのものを変えられるんだと信じていました。
若さ・・・青臭さ・・・でもこれだと信じて動くことで皆が付いてきてくれるんです。
親友、仲間がいたからこそできたビッグイベントと自分の好きな音楽を貫き通せたことに幸せを感じていました。



